ツバだらけの顔で・・・

大体、野暮なソックスを履いている。

どんなに臭くても、「くせ~」とは言わないのも流儀。

全然匂わないね~ちょっと靴下脱いでみ?
大体、靴下も脱ぐのよね。
ブーツで蒸れた生足のネットリとした匂いに
股間も素直に反応する。

「2人でもっと鼻踏んで・・・」
笑いながら2人でグリグリとパンプスの鼻を踏みつけるオネギャル。
時間があれば両足で責めてもらうのだが、事前の会話で時間も気にしていたので
片足で終わる。ノリがよさそうなので、次回に期待を込める。

「じゃ、次はツバね」
「どこに吐くの?」
「ん?顔に・・・」
「えええ~いいんですか?」
いいんですか?って答えること自体、平気ってことじゃん!

「いいよ~遠慮なく、オヤジみたいに、かーっぺってね!」

オネギャル達は一生懸命、ツバを吐く。
外見はオネギャルなんだけど、この子達は人間的には全く真面目なギャルですね。
何事も一生懸命にやる・・・。

ツバだらけの顔で、
「ありがとうね~ よかったよ~」
多分彼女達は人生初めての複雑な心境だっただろう・・・。

「またやりたくなったら、ここに電話してね」
「俺んち、ここから近いんだ・・・」
「ええ!原宿に住んでんの?」
「マジ??お兄さん独身?彼女さんとかいるんですか?」
急に敬語になるオネギャル。

「1人だよ~終電逃したら泊まってもいいよ~女子限定だけどね( ^ω^)・・・」

数週間後、彼女達から電話が鳴った・・・。


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