さて、夜な夜な怪しいSMイベント、
Tokyo Black Nightにも慣れてきたパンプス君。
今夜、絶対に表に出てこないイベントのからくりを体感することになる。
イベントの手伝いをゲットしたオーナーのS氏は、
オープン時だけ会場に現れて、その後、
どっかに行ってしまう状態・・・。
1時間に1回位のペースで会場に顔を出す・・。
そして、何処へ・・・。
そうこうしているうちに、
21時頃、以前六本木でパンプス君がナンパした
ジュリアナギャルが2人やってきた。
それを見たオーナーのS氏。
「あれあれあれ!!!」
「いい女じゃないですか!!」
ワンレンボディコンに12cmのエナメルヒールに
身を固めたお姉様達。
「ちょっといいかな?」
「ハイ?」
「サスケさんに合わせたいんだけど、大丈夫かな?」
「サスケさん? 誰ですか?」
「ああ・・・言ってなかったっけ? このイベントのスポンサーだよ」
「ん?」
とりあえずダメとは言えず、流れに任せるパンプス君。
2人のお姉様と、S氏とパンプス君の4人は、部屋を出て
別フロアーの部屋へ。
部屋に入ると、奥のテーブルに1人の紳士が座っていた。
「初めまして」
「おお~君が噂の人だね」
噂?
そんな噂があったのか??
「サスケさん、いい子でしょ?どうですか?」
「おお~、いい感じだね~」
S氏はお姉様達に言う。
「サスケさんはね、ドMなんだよ、変態でしょ?」
「だからいっぱいイジメていいんだよ~ 君たちできるかな? どう? 興味ある?」
お姉様達は笑いながら、
「マジですか? イジメていいんですか? 面白そう!」
S氏はチラッと視線をパンプス君に投げる。
「じゃ、僕達はこの辺で・・・」
パンプス君とS氏は部屋を出る。
「もしかしてプレイですか?」
「そう・・・」
「でもこの事は絶対に死んでも秘密厳守だからね」
死んだら言えない・・・笑
会場に戻る間、
S氏からいろいろと情報をゲットした・・・。