朝6時・・・
一晩中、電気アンマで遊び続けた女達はいつの間にか消えていた。
汗だくになったレオタードが散乱する床に
生気を全部吸い取られ気を失ったコウスケがいた。
スタジオ内は彼女達の熱気や汗と交わった彼女達の香水の匂いが充満していた・・・。
いつか目を覚ました時、彼は、
彼の仕事でもある汗だくになったレオタードを洗濯する。
そして主のロッカーに収めるだろう。
もう名前を見なくてもレオタードに染み込んだ主の汗の匂いがある限り・・・。
たかがフェチ、されどフェチ。 嗚呼、フェチは一生治らない・・・。 電車と女は待てば来る也。