代々木の事務所時代の話・・・。
夜22時頃。
編集室で1人編集作業をやっていたんだよね。
普通、編集の時ってモニターの色調整の関係で部屋を暗くするのね。
だからモニターの明かりだけの世界なのよ。
で、編集中はヘッドホンしてるんだけど、編集も一段落して
ヘッドホンを外して再生してたらね、
窓の外からドスンって鈍い音がしたのよ。
でもね、ここのマンションって上でダンベルのトレーニングしている住人がいてね。
いつも夜にダンベルを床に落としたりしている音が聞こえたりするわけなのよ。
だから、今の音もどうせダンベルだろうな～って。
したら、数分後、サイレンが沢山集まってきたのね。
あ～近いのかな～って・・・。
窓は閉めていたんだけど、警察無線や救急無線が飛びかってる訳よ。
そしたら、ピンポーンって。
夜分、すみませ～ん。
〇〇署のものですけど。
何か変な音とか聞きませんでしたか？
聞き込み調査な訳よ～
あら、これ事件？
早速玄関から外に出てみると・・・。
事務所は3Fなんだけど、2階の踊り場が血の海・・・
それも動脈血・・・。
近くにいた刑事さんに聞いたら
飛び降りだそうだ。
8階の踊り場から頭直撃。
それも女性・・・。
えっ、もしかして・・・
そして、その時、編集していた作品は・・・
